新たに迎えた愛犬には、人間の子どもへの躾同様

仔犬のうちから

『周りの方々とトラブルなく楽しく穏やかに過ごして行くための必要最低限のマナー教育』

をしなければなりません。

愛犬にも『して良い事と悪い事、我慢しなければならない事』がある、

という事を教えなければなりません。

これは、「したい人がすれば良い」ものではなく「しなければならないもの」です。

このマナー教育をしなかった結果として

他人とのトラブル(吠え声による騒音トラブルや咬傷事故など)を起こしたり

飼い主さんと愛犬の間でも、噛み癖などによって日々の手入れができなくなったり

飼い続ける事が困難になってしまう場合があります。

このマナー教育は、仔犬を迎えたその日から行うべきです。

人間と一緒です。

人も成人するまでに「人間社会のマナー」の大半を学びます

それは大人になった時にはその時の経験が記憶に残っているか曖昧なくらい

幼稚園など、とても幼い頃からマナー勉強がスタートしているはずです。

お友達との付き合い方や、兄弟との付き合い、先生への言葉遣い、など

沢山の自分以外の人間とのかかわり合いの中で

沢山失敗しますが、その都度どうしてそれがダメなことなのか

どうすればよかったのか。

友達同士、兄弟同士、親子、先生と生徒の間で教えられます。

関わる人すべてがその子にとっての教育者になります。

よく『成犬になったら落ち着くかな』と願ってみたり

『今はまだ仔犬だから』としてはいけない事なのに、いけない事だということを教えなかったりされる方が多くいます。

仔犬も人の子ども同様、

成犬になってからではなく、成犬になるまでの間が

一番無理なく犬同士のマナー、人間社会でのマナーを受け入れられる時期なのです。

将来的に

愛犬とドッグスポーツを楽しみたいと思っても

基本訓練とマナーが入っていなければ

スポーツどころではありませんし

ドッグカフェなどの「愛犬と一緒に入って良い所」であったとしても

飼い主さんがコントロール出来ず

他のわんちゃんへ吠えかかったり、攻撃しようとしてしまっては

お友達との会話をゆっくり楽しんだり

ゆっくりお食事をする事もできません。

ドッグランでも愛犬を連れて良い場所だからといって入っても

他のワンちゃんと一緒に走ったりして遊べない事は問題ではなくても

攻撃してしまったら大問題ですし、

飼い主さんが呼んでも戻って来なければ、

帰りたくてもリードがつけられず帰れなかったり

他のワンちゃんにしつこくしてしまい、相手が嫌がっている場合など

引き離そうにも呼んでも引きは慣れず

結果として相手に迷惑をかけてしまうこともあります。

そういった事が続くと

愛犬を連れて歩く事で肩身の狭い思いをする事が増えてきますので

愛犬を連れ歩けなくなってきます、その結果、愛犬にストレスがかかってしまい

そのストレスから新しいトラブルが生まれる。ということが

実際にあります。

そして、自分の愛犬にしっかりマナーを教えたとしても

一部のマナーを教えていない飼い主さんたちのマナー違反により

実際問題として、2犬をつれ歩く事ができない場所がどんどん増えて行っています。

もともと「犬連れOK」だった場所が「犬連れNG」になってしまうのです。

犬を飼う方は増えていますが

犬を連れて行ける場所はなかなか増えません。

このままでは日本は、どんどん「犬を飼いづらい国」になり「犬にストレスのかかりやすい国」になります。

皆さんが愛犬を飼い始めてから

愛犬と向き合い、愛犬に対して責任を持ち「犬」ついて学び「愛犬」という存在をより知ろうとすれば

より深く理解しあえるパートナーになれますし、

そこに関わる全ての人が暮らしやすく、そしてその継続が将来的に

それぞれの飼い主さんと愛犬達が暮らしやすい環境を作って行くのではないかと思っています。

私はこのような気持ちで自分の愛犬達とお客様の愛犬達のトレーニングをしています。

   

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